平素より神戸学院大学ラクロス部を応援していただき
ありがとうございます。
またご家族の皆様には多大なるご支援、ご理解をいただき
大変感謝しております。
部長を務めます勝嶋慧と申します。
筆を取らせていただきます。
みんな熱狂しているか？
11 月 23 日ヤンマースタジアムを熱狂させられるか？
僕が神戸学院大学に転職してきたのは 2019 年 4 月。
そして今年 4 年目を迎える。
つまり現4 回生とは同期だったということに気づいた。
そんなわけで勝手に特別な思いを抱いている。
思い返して欲しい。
とても難しい 4 年間だったと思う。
今、みんなの雰囲気からは微塵もその苦労を感じないが、
この日を迎えるまで大変な壁を超えてきたもんだと感じる。
現主将西岡の代が 2 回生になった時、新型コロナウイルスで
大学への登学自体が禁止となり、
無論部活動など全く再開の見通しが立たなくなった。
新歓活動もまともにできなかった。
絶望したと思う。
そんな中でも壁に練習に行ったり、どうにか練習しようとしたり
している姿があった。
そして、運営面でも活動再開するために何度も話を重ねた
やつもいた。
新入生勧誘もミーティングを重ねて、
新たに入部してくれる子達もいた。
モチベーションが上がらない時期もあった。
怪我で動けないときもあった。
仲間からも後ろ指差されるようなことをしたヤツもいた。
大学から不本意な警告を受けるときもあった。
金の工面に苦労した日もある。
練習試合をするために必死で提出書類を
用意してくれるやつもいる。
辞める子もいた。
Zoom が発達したせいで、日付が変わってもコーチに
ミーティングさせられる日もあった。
富士山も登った。
OB 会もつくった。
コーチが増えた。
大学の職員からも応援してくれる人たちも出てきた。
いろんな立場でチームを支える人がいて、いろんなことがあった。
ありすぎた。
全部に意味があったと思う。
正直、コロナ禍から本格的に練習が再開された時、
めちゃくちゃ下手だなーと思って練習を見ていた。
でも今は 1 部のゴールにシュートをブチ込むところまで
やってきた。
1 部入れ替え戦出場という“創部初”はもう過去の出来事。
次の“創部初”は何を成し遂げるのか、
30 年間先輩たちが繋いできたボールを相手ゴールに
突き刺して見せてほしい。
途中で違う道を選んでチームを離れた方も、OGB の皆様も
ぜひ現地に応援に来てください。
ご自身が投げたあの日のパスが 11 月 23 日につながっていた
という事を証明してくれるはずです。
みんな熱狂しているか？
11 月 23 日ヤンマースタジアムを熱狂させられるか？
準備はある。
