今年度もご支援、応援していただいた皆様、
誠にありがとうございます。
この場を借りて心より御礼申し上げます。
早いもので、とうとう「引退」ブログを書く時期までなりました。
この4年を振り返るととてつもない字数になりそうなので
ほどほどにしておきます。
#8 村上良輔
少しだけ、昔の振り返り
ラクロスを始めたきっかけはノリと周りの勢いだった。
当時、足を折っていたはるやを誘って行った体験会。
その体験会が終わる頃、端で見ていただけのはるやが、急に
「おれラクロス部入るわ」と言った。
衝撃を受けた。
高校からの付き合いで、入ってすぐ辞めたりするようなやつでは
ないと分かってたけど、こんなに即決で入るとは思わなかった。
誘っといておれはいいや…っていうのも気が引けて
その後も何度か行っていたら、気づいたらラクロス部の
一員になっていた。
「パスキャなんて永遠にやってられるわー」
とか言うてたなー。
その頃は単純に楽しい毎日を送っていた。
しかし、個人的にサマー、ウィンター共に
パッとした成果を出せず、リーグ戦を見据えるようになった。
そんな中、2年の春に転機が来た。
ご存知コロナウイルスによる、部活動停止。
最初は全然面白みも感じなかったけど、
ロングに慣れるいい機会と意気込んで毎日のように
壁当てやチェック練をするようになった。
当時のDF陣の中で5倍?10倍?分からないけど、
確実に1番ロングを振ってたと思う。
いざ活動が再開すると、今までと感覚が変わっていた。
取れなかったボールが取れて、
狙った通りボールダウンできるようになった。
「あれ?うまなった?」
自信がついた。
面白かった。
全く縁がないと思っていたベンチ入りもできた。
半年間やってきたことの成果だとおもう。
ただ、試合には出れなくてぴよと悔しいなーって嘆いてたなー。
でも、これもひとつのモチベーションにはなったし、
出てる先輩を追い越す何かがなかっただけのこと。
今上手くいかなくて悩んでる人へ
もちろん、全てが結果に結びつくとは限らないかもしれない。
言い訳でしかないけど、
引退が近づくにつれ、最後の方は怪我で思うように動けなかったし
面白いって思えない時もあった。
でも、やっていることは絶対誰かが見てくれるし、
続ければ自然と周りも変化に気づいてくれる。
特に選手はこんなプレーしたい、あんな選手になりたいって
理想像があると思う。
「あれ?前より上手くなった?」
この一言ってボソッと言われても、半分ちょけた感じで言われても
嬉しいよな?
こんな些細な一言があるだけでも大きな原動力になる。
その一言で活動再開後は毎日楽しかった。
だから、常に周りのことをよく観察してほしい。
互いに高めあってほしい。
指摘でもいい。
このクセは直そう、とかね。
このブログが出るころにはおそらくウィンターの予選、
なんなら決勝も終わっているかもしれない。
結果はどうだっただろう?
ウィンターが終わり一区切りがついた頃、
次なる目標はリーグ戦
1回生
どんな姿でリーグに関わっていたいのだろうか。
時間もありイメージしにくい人も少なくないはず。
これから、多くの成功体験の裏で挫折も経験すると思う。
そうして積み上げたものがリーグ戦1戦1戦にあらわれる。
練習でやった事以上を本番で期待するのは難しい。
だから、やるかやらないの二択なら迷わず前者を。
明日やればいいか… が
あの時やれば良かった、に変わらないように。
2年生
人数こそ少ないけど、新チームで大きな影響を持つであろう3人。
愚直で常に全力のいまりに、
時々3年かと勘違いするほど頼もしいゆうかちゃんとしほちゃん。
3人とも自分だけの武器に自信を持って!
この3人なら大丈夫でしょう。
3年生
バラバラのタイミングで入ってきたみんなが、
いつの間にか頼もしくなったなーと。
お世辞抜きで誰かと話すこともあるくらいに。
下級生の割合が増え、責任もプレッシャーも何倍にもなるけど、
自分たちの強みは分かってるはず。
来年のリーグ戦、期待してます。
同期
昔から怪我持ちだったけど、こうして引退ブログを書くまで
続けているのは間違いなくみんなのおかげだと思う。
特に、同じポジションの仲間の活躍は悔しかったし、
その分こいつには負けたくないと
みんながいたからここまでできたと思う。
書き出したらキリがないので、これ以上はまたの機会に。
最後に、
新歓で誘ってくれたクロカズさんに言われたあの一言
「ラクロスを選んでよかったと思わせる」
ラクロスを選んでよかった。
あの時の言葉通りになりました。
こんな経験はそうできるものではないし、感謝しています。
このあたりで締めさせていただきます。
今後とも神戸学院大学男子ラクロス部の応援、
よろしくお願いいたします。
#8 村上良輔