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2021

「えんとつ町のプペル、観ましたか?」 3回AT岩井俊磨


はじめまして!





神戸学院大学男子ラクロス部





3回生ATの岩井俊磨と申します。






日頃より神戸学院大学男子ラクロス部を応援してくださる皆様、誠にありがとうございます。





また、このような状況下でリーグ戦開催のためにご尽力いただいた大会関係者の皆様に、

感謝の気持ちを持って我々は精一杯励んでまいります。

今後ともよろしくお願いします。







それでは本題にまいります。







僕は高校時代に野球部で5回、応援団長を務めてきました。






自分の特大メガホンで歌うソロパートが、

大きな球場全体に響き渡っていくのがとても快感で、必死に声を張り上げてました。





その影響もあってか、

僕は遠くまでよく声が通ります。





チームの中で「声」という部分は自分がNo. 1なのではないかと思っています。





そのため、僕のチームでの役割は、

誰よりも声を出して、チームが沈んだ時に雰囲気を変える起爆剤となり、ムードメーカーとなることだと思います。






しかし、まだまだ口だけでその役割を全うすることができていません。





男として、自分が掲げた目標は成し遂げられるように頑張っていきたいと思います。









話は変わりますが、タイトルにも書いている通り

皆さんは「えんとつ町のプペル」を観ましたか?




僕は、あの映画を観てとても感動しました。


芦田愛菜ちゃん演じる「ルビッチ」という少年がとてもカッコよく、ポロポロと大粒の涙が溢れました。





その中で「星があることも分からないし、無いことも分からない。分からないことにフタをしていたら何も始まらない」というセリフにとても心を動かされました。






僕たちは、知らず知らずのうちに

分からないことや知らないことに対して

恥ずかしいという感情や、自分のプライドを傷つけたくないなど、

自らの保身の為にフタをして知ったかぶりをしてしまうことがあるかと思います。





まさに自分がそうです。





ラクロスのことに関しても、組織の理解やセットプレーなど1人ではどうしようもないことが多々あります。





今までの自分は、なんとなくこなして、指摘されたらなんとなく話を聞いて、

右から左へ受け流す〜といった、なあなあなプレーをしてきました。






その結果が、Aチームで試合に出場できない理由でもあると思います。








先日の甲南戦、

チームの主力であるATの#27天さんと#30友哉が出場できず、自分がスタメンで行く準備をしていました。





しかし、本来MFである先輩2人がATとして出場することとなり自分が出場する機会は、

エキストラの2分程度しかありませんでした。






その時、自分の実力不足や信頼不足を痛感しました。 






本来であれば、ATで出られない人がいればATから補う必要がありますが、

自分はサブメンバーという甘い気持ちから、AT全体の底上げをすることが出来ず、

MFの先輩方の負担を大きくさせてしまいました。





自分がもっと成長していれば、充分に戦力として計算できる選手になっていれば





甲南戦を勝つことができたのではないかと思っています。






自分が本当に情けなく、悔しい感情だけが残りました。






でも、そのおかげで自分の愚かさや未熟さに気づくことができました。





自分は圧倒的に知識も技術も足りないので、

たくさん動画を見て、質問して

次戦以降のリーグ戦で戦力として計算できるレベルの選手になれるよう頑張っていきたいと思います。





また、コロナによる飛沫防止の影響で、自分の最大の武器である声は封印せざるを得ない状況にありますが、

試合に出ていない時は、個人個人に寄り添って最適な声掛けを行い、

ベンチの温め方を極めたいと思います。






残りのリーグ戦、

全戦全勝で1部昇格果たしましょう!









このチームなら出来る。


みんなでやりきろう。




「CHANGE」








と、ここで終わりたいところですが、




最後に、最近めっちゃカッコ良いと思う男がいるので紹介させてください。





その男は#21おりけんです。




おりけんは、先日の甲南戦のスカウティングで

「モブキャラ、ピーマン」とメンタルやられる最強のパワーワードを2つも書かれており、

案の定、落ち込んでました。





おりけんは、新型コロナウイルスが流行した頃から体の不調や様々な理由があり、

約1年間休部していました。






1年間のブランクがあるにも関わらず、持ち前のポテンシャルを活かして、復帰後はSDFに挑戦しています。





復帰して数ヶ月しか経っていない中、現在彼はSDFの主力としてリーグ戦で活躍しています。





その事実は彼の努力の賜物であり、

飼い主に従順なペットのように、無邪気で素直な心を持ったおりけんだからこそ成し遂げられたことだと思います。





新たな可能性を模索し、

果敢に挑戦する姿勢が男として本当にかっこいいと思いました。





今は「モブピー」だとしても、いつか彼は覚醒して狂い輝く日を迎えると僕は信じています。





そして、1部昇格の立役者となり

強い神戸学院を創り上げていく上での、

キーマンに必ずなってくれると思います。





おりけんに負けないように、

僕も日々、精進して参りますので

神戸学院大学を今後とも宜しくお願い致します!






拙い文章でしたが、最後まで読んで頂き

ありがとうございました!














3回AT岩井俊磨


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