平素より神戸学院大学男子ラクロス部を応援して頂き有難うございます。
4回生MF赤池龍一です。
このようにチーム一人一人の本音を見ることのできる機会というのは貴重だと思いますので、精一杯今の私の本音を書こうと思います。
よろしくお願いします。
「理由」 #7 赤池龍一
僕はラクロスを愛しているわけではありません。
ラクロスを始めてからの日々は辛い思い出ばかりだからです。
今でこそ嫌いという感情はありませんが、
一、二回生の時は先輩からの風当たりも強く、
本当に気持ちが落ちて本気で辞めようと考えていた事もありましたし、
その辺りから僕の性格が捻くれ始めました。
家族からはもっと素直な子だったのにと言われます。
怪我も人より多く、僕の体の左側はボコボコになってます。
恐らく皆それぞれが辛い思いや挫折などを経験していると思いますが、
多分俺が1番キツかった。と勝手に思っています。
じゃあなんで部活なんかやってんのって。
多分今まで自分がやってきた事を否定したくないという気持ちと、
7番を頂いたことが自分にとって頑張る理由になったのかなと思います。
この背番号を自分にくれた方は自分に厳しい分人にも厳しい先輩でしたが憧れがあり、
とても偉大な方なので、
この背番号に見合った結果を残せるように頑張りたいと思い、ここまで踏ん張ってこれたのかなと。
そして踏ん張ってきた分自分にとって頑張る理由になって現在に至ります。
文句を言いながらも自分なりに精一杯考えて努力してきたのは事実なので、
今はそれを信じて最後のこの年に一部に昇格して、
点取って、結果として残したいと思っています。
あと、同期の皆の存在には本当に支えられたと思います。
皆と過ごした時間はすごく楽しかったし、
すぐに弱音を吐いてしまう僕を根気強く励ましてくれる皆の存在は今でも有難いです。
これは他のチームじゃ無理だったなと思っています。
本当に感謝しています。
恐らく皆は僕の事が大好きだと思いますが、僕も皆の事が大好きですよ。
あと少ししか時間がありませんが、一緒に頑張りましょう。
今年のチームの目標は「一部昇格」です。
課題はまだありますが、僕達なら達成できます。
皆それぞれが今まで辛い思いや悔しい思いをして乗り越えてきた分、
ラクロスに向き合う力があるので、
このチームはまだまだ伸びることができます。
今年のリーグ戦は今までやってきたことを信じてとにかく愚直に、貪欲にプレーしようと思います。
最後の年なのでとにかく後悔だけはないように。
それが結果的に良い方向に向かうと思っています。
みんなで一部昇格して、引退したら集まってその時の話をしましょう。
#7 赤池龍一
